アクセシビリティキャンプ東京 2019 - GAAD発起人と振り返る 「CSUN 2019」
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日本の印象はどうでしょうか
思っていたのとは違ったが、印象はすごく良い
普段はどのような仕事?
ソフトウェアデベロッパー
モバイル App
Web App
TVショー
視覚障害者のベクター氏
Yahoo! ホーム画面のスクリーンリーダーを使ったらどうなるか?という紹介 それを拝見して目からウロコになった
最新の技術に興味をもっていた自分がスクリーンリーダーを知らなかった
他の人もそれを知らないんじゃないかということで知ってもらえる日を作ろうとした
2010年くらいにブログでやりはじめた
正式には2011年から
今年の5月で8回目
5月の第3木曜日が毎年開催日
単純に予定が空いていたから
その後は予定が立てやすくなるためそれで固定した
今日ここに集まってくれたことが1つの成果
しかしすべてのデベロッパーが知っているべきことだが…
8割・9割を知っているレベル
そこまでの認知度にしたい
開発プロセスの一環であると認識してほしい
今年特別期待していることは?
いろんなコミュニティの貢献があって初めてやれること
関連のIT企業はアクセシビリティ対応をしてくれている
みんなと一緒に盛り上げよう!
メッセージがあれば何かどうぞ
日本はアメリカのADA(アメリカ障害法)のような法規制がない カルチャーが違う
アメリカは自分の権利を主張する風潮
グローバルなチャレンジ
politeでやるより、リーダーシップをもってやっていく必要がある
各人の基本的人権を守るための法律
W3C、モバイルアプリ、Webアプリにも適応されるように
幅広い解釈ができるように
アメリカの提訴が激増していることについて
2015 => 57
2018 => 2,285で40倍に
原告側が訴訟して勝訴した場合、裁判費用は被告が払う
倫理的でない弁護士でも利益が出る
利益になるためどんどん提訴していこうというのが現実
これはコミュニティ的には好ましい状況ではない
大統領官邸の階段はアクセシブルではなかった
政府の建物に車椅子にアクセスできない
書面で聞き入れてもらえなかった
行動で示すために階段を登っていった
基本的人権を確保していない
法の制定につながった
アメリカでビジネスを行う会社すべてに適応
植木:ADA法(+カルフォルニア州法)で訴えられたグローバル会社に相談されたことがある
今年1月にビヨンセのサイトが視覚障害者に訴えられた件についてはどうだったか?
色んな感想をもつ人がいる
大事だなと思う人
懐疑的な人(なぜファンなのに訴えた?)
Webがアクセシブルであるべきかを示してくれたというのが大きなメッセージ
改善されてはいるがやはりそこまで認知度がない
提訴されたらどうすればいい?
まず植木さんを呼ぼう
暫定的なレベル
今の現状のWebサイトを認識できる人を知っておく
Webサイトが今どの程度のレベルにあるのか?を教えてもらう
長期的な改善
アクセシビリティを考慮している
全体のプロセスを改善する
全体的にはまだまだ認知度がない
CSUNに参加して印象に残ったこと
植木さんの講演がよかった
日本とアメリカの文化の違いを学べた
マイクロソフトが人工知能による支援技術に投資している(2500万ドル)
シャークタンクという番組
技術紹介をして出資を募る
展示について興味深かったもの
ロリポップを舌の上に置くと先のカメラから電気信号で脳の信号につなげる
実際に全盲でも視覚として見える映像を提供する
CSUNについて日本人についてオススメしますか?理由についても ぜひ参加してもらいたい
最先端の技術を知ることができる
参加者
畠山 帆香
モデレーター
印象に残ったセッション
畠山
チームやプロセスにWebアクセシビリティを組み込むには?
レベルアクセス、リリックフェザーストーン
ストーリーをベースにして
アクセシビリティに詳しくない人が
どのように続けていけば良いのか
どういうことがあれば理解が深められるのか?
佐野
文書のアクセシブル対応はコストが高いのか?
deque
コストがかかる・面倒・やりづらいと思われる
Wordでドキュメントをつくるときにアクセシブル機能を使えば簡単に対応・工数削減できる
アクセシブルなPDFは33%の努力で対応できる
前提ドキュメントじゃなければWebドキュメントほかアクセシブルなものでやったほうがいい
最初からアクセシブルなものを作るのは大事
足立
人参や棒を使わずどのようにアクセシブル対応をやっていくか
1.0は生存
2.0はアメとムチ
3.0は自主性
デザインプロセスの中に負担を感じずにやっていけるか
5年くらいかかってようやくここまで来た
アクセシビリティチャンピオンという存在
いろんな部署でも共通の認識の1人が居る
中村
身体以外の障害を持った人たちにとってのアクセシビリティ対応
Shell Little
WCAGの中に基準があったのは知っていたが
改めてそこを意識する必要を感じた
植木さんのセッション
日本とアメリカの統計比較についてクイズ形式でのセッション
65歳以上の割合
アメリカ:15.41%
日本:27.05%
斎藤
認知的障害がある人のためのアクセシビリティ設計
deque
Cognitive Skills
認知の分野には興味があった
マルチタスクをしている時はスピードが落ちる
自分が当事者じゃなかったとしても問題意識を持てる
タイムリミットの上限を解除できるようにするのも解決の1つ
小林
モバイルのスクリーンリーダーを超える話
スクリーンリーダー検証している人はほとんどだったが
スイッチコントールで検証してる人は少ない
intuitive = 直感的
身体的障害のある人にとっての「直感」って?
ボタン化して最初から出しておくことは直感性がある
サイボウズの成果報告
日本でやっていることの英語版
中根
多用な人材がいることはプロダクトに良い影響を与えるという前提
いろんなツールを採用しているにしても「なぜそれを使おうとしたのか」を考えうる
AI for accessibility
印象に残った展示ブース
中根、小林、齋藤
Tap
ウェアラブルキーボード
中村
the BuzzClip
https://www.youtube.com/watch?v=mJndsgb8sAg
自分の近くにある障害物を感知するデバイス
足立
アクセシビリティチェックツール
コンテンツのタイプによって違うのでそれに合わせて
デザインプロセスの手前で使いましょう
畠山
deque と マイクロソフトとの連携開発
Accessibility insights for web
佐野
BrainPort Vision Pro
脳信号を舌で感知する
舌が機能として優れている
おすすめ
当事者の声がきちんと聞こえる
それ以外の分野も知りうることができる
自分がやっていることを勇気づけられる
雰囲気を感じられるのは視野を広げられる
生の情報を知り得る
海外は法整備がある中での限界を知れる
お金が余ってる人は行ってくればいい
無目的でいくとコストがすごい
自分の外れた分野を見に行くと良い